大人のラブストーリー☆恋愛映画

恋愛映画

大人のラブストーリー

恋におちて

恋におちて ■主演: ロバート・デ・ニーロ
■Amazonレビュー
名優ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープが『ディア・ハンター』に続いて共演を果たした大人のラブストーリー。舞台はマンハッタン、建築技師のフランク(ロバート・デ・ニーロ)とグラフィック・デザイナーのモリー(メリル・ストリープ)は、クリスマスの書店でそれぞれの家族のプレゼントの本を間違えて持ち帰り、それを機に次第に意識しはじめるようになる。

オーソドックスともいえるストーリーだが、しっとりと落ち着いた都会的アダルトな雰囲気や、その奥に秘めたもう若くはない男女の情熱は、逆に今の目で捉えても新鮮。ふたりの名演はいうまでもないが、マンハッタンのさりげない名所を巧みに活かしたロケも効果的である。監督はデ・ニーロ主演『告白』が評価されたウール・グロスバード。

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マディソン郡の橋

マディソン郡の橋 ■主演: クリント・イーストウッド
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世界中でベストセラーとなった、ロバート・ジェームズ・ウォーラーの同名小説の映画化作品である。前評判があまりに高かったため、誰がキャスティングされるかがかなりの話題となったが、結局クリント・イーストウッドが製作、監督、主演の3役を務めた。

アイオワ州の田舎に住む平凡な主婦と、そこを訪れた中年カメラマンの、4日間の恋の物語。不倫と呼ぶにはあまりに初々しい、イーストウッドとメリル・ストリープのドキドキするような関係は、まるで初恋のようだ。

イーストウッド扮するカメラマンが撮影にきた7つの屋根つきの橋は、100年以上も昔に架けられた歴史的建造物だ。「キッシング・ブリッジ」という別名のつく、カップルのデートスポットでもある。残念ながら、そのうちの1つは撮影の10年程前に火事で焼失してしまったたそうだ。

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メッセージ・イン・ア・ボトル

メッセージ・イン・ア・ボトル ■主演: ケビン・コスナー
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新聞社で働くシングルマザーのテリーサは、ある日浜辺で波に打ちあげられたビンを拾う。なかには亡き妻に宛てて、誠実な愛の言葉がつづられた手紙が。その感動的な文章を新聞のコラムで紹介すると、読者の反響も絶大だった。でも、こんな素敵な手紙を、いったいどんな男性が書いたのだろう?

全米でベストセラーとなったニコラス・スパークスの同名小説は、執筆開始と同時に映画化権の争奪戦が始まり、まだ前半部分しか書かれていない段階でワーナー映画が権利を獲得したという逸話をもつラブストーリーだ。主演のケヴィン・コスナーが、寡黙でストイックな男を演じている。また、彼を静かに見守る父に扮するポール・ニューマンの演技が秀逸だ。監督は、『ぼくの美しい人だから』『男が女を愛する時』など大人の恋愛ものを得意とする、ルイス・マンドーキ。

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日の名残り

日の名残り ■主演: アンソニー・ホプキンス
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この優れた映画は「繊細な優雅さ」と表現されるのが多分一番ふさわしいだろう。この作品は現在を背景にしながら、第2次世界大戦直前にイギリスの地方の家で生きる人々を描いている。『ハワーズ・エンド』のスタッフと再結集したのは、女中頭のミス・ケントンを演じるエマ・トンプソンと完全無欠の執事スティーブンスを演じるアンソニー・ホプキンスだ。ほろ苦い物語の中心となるのは、スティーブンスとその主人ダーリントン卿(ジェームズ・フォックスが適度におせっかいで陰険なほど尊大に演じる)への彼の献身ぶりだ。

この作品では多くの事が描かれているが、動きは巧みに理解と聡明な一瞥で、感情は合わさる視線のみで表現される。製作のイスマイル・マーチャントと監督のジェームズ・アイヴォリーと脚本のルース・プラワー・ジャブヴァーラによる他の作品と同じく、この映画も見るからに壮麗で、時代を印象的に、そして感動的にとらえている。ジャブヴァーラはカズオ・イシグロの原作を尊重して脚色している。脇役で素晴らしいのはクリストファー・リーヴとベン・チャップリンとヒュー・グラントだ。

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イングリッシュ・ペイシェント

イングリッシュ・ペイシェント ■主演: レイフ・ファインズ
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第2次大戦下のサハラ砂漠。全身にやけどを負い、名前など記憶のすべてを失った男が、連合軍に保護された。従軍看護婦ハナが、「イギリス人患者」と名づけられた彼の看護をかって出る。やがて、男に記憶の波が…。

97年のアカデミー作品賞ほか、全9部門を受賞したラブロマンス大作である。主人公の患者を演じるのは、『シンドラーのリスト』などのレイフ・ファインズ。彼が思いを寄せる女性を、クリスティン・スコット=トーマスが演じている。そして看護婦ハナを演じたジュリエット・ビノシュは、アカデミー助演女優賞を受賞した。

『カッコーの巣の上で』『アマデウス』と、アカデミー賞作品を製作してきたソウル・ゼインツのもと、アンソニー・ミンゲラが監督に起用され、見事に期待に応えた作品となった。

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ぼくの美しい人だから

ぼくの美しい人だから ■主演: スーザン・サランドン
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妻を交通事故で亡くしたエリート青年マックス(ジェームズ・スペイダー)は、ひょんなことからスれた中年女性ノラ(スーザン・サランドン)と知り合い、一夜を共にしたことから、次第に互いが互いを愛し合う関係に。しかし、まったく境遇の異なるふたりは、それゆえに苦悩することに……。

グレン・サヴァンの全米ベストセラー小説を原作に、ルイス・マンドーキ監督が描く大人のラブストーリー。年の差もあれば立場も違う男女が純粋な愛を貫こうとするさまが、奇をてらわず繊細に描かれているのが成功の要因だろう。キャストの好演も大きなポイントだが、特にS・サランドンのリアルな存在感は、いつもながらとはいえやはり素晴らしいものがある。

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幸福の条件

幸福の条件 ■主演: ロバート・レッドフォード
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結婚7年目のダイアナとデビッドは、不況のため生活が危うくなる。ラスベガスで勝負を試みるが、それも失敗。そこへ億万長者のジョンが現れて、ダイアナを一夜貸せば100万ドル払うと提案する。

将来への不安に揺れる若夫婦に、裕福な資産家が「失礼な提案」をした。不倫か、それとも愛ゆえの行為か。現代の男女関係に挑発的な問いを投げかけたエロチックなラブストーリー。

若夫婦をデミ・ムーアとウッディ・ハレルソンが演じ、億万長者にはナイスミドルの典型ともいうべきロバート・レッドフォードを配している。監督は『危険な情事』のエイドリアン・ライン。貪欲さと物質主義への欲望が、人間本来の価値観を飲み込んでしまう、20世紀末にふさわしい問題作だ。

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ことの終わり

ことの終わり ■主演: レイフ・ファインズ
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戦時下のロンドンで、不倫関係を続けていた男女。男は小説家、女は彼の友人の妻だった。ある日、彼女から突然、理由もなく別れを告げられた男は、別れの真相を探るため、探偵を雇うが…。

主役の男女を演じるレイフ・ファインズとジュリアン・ムーアがすばらしい。大人の純愛を艶っぽく演じ、その美しさには目を奪われるばかりだ。このふたりの愛をせつなくかつ官能的に描いたのは『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン監督。愛するがゆえに別れを告げたヒロインの崇高な愛に心が震え、切なさに胸がしめつけられるラブストーリーの傑作。

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クローサー

クローサー ■主演: ジュリア・ロバーツ
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ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウら4大スターが、愛の「四角関係」を奏でる。同名戯曲を、『卒業』などのマイク・ニコルズ監督が映画化した。舞台はロンドン。小説家志望の記者ダンとニューヨークでストリッパーをしていたアリスが同棲を始める。ダンは、著書用の写真を撮ってくれたフォトグラファーのアンナが気になり始め、彼女の名を語ってネットのチャットで医師のラリーを挑発。待ち合わせ場所に来たラリーのまえに、偶然にも本物のアンナが現れ、ふたりは結ばれる。その後、4人の関係はさらにもつれていくのだった。

戯曲の場面転換のごとく、4か月後、1年後と、急に時間をとばす展開が、映画としては異色。時が変わるごとに、4人の関係も微妙に変化しているのだ。恋人がいながら別の相手に惹かれる人間の性(サガ)がテーマだが、印象に残るのは、セックスについての赤裸々な感想や、チャット上でのエロティックな会話といった、きわどいセリフの数々。それらを4人の俳優が恥ずかしげもなく口にする様子は、ある種、ドキドキものである。男と女の違いをくっきりと描いたのも本作の特徴で、愛に素直で、開き直るのも得意な女たちに比べ、男たちは過去の恋にウジウジと悩み、つねにふっきれない。男にとって、リアルで胸が痛くなるラブストーリーなのかもしれない。

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恋愛適齢期

恋愛適齢期 ■主演: ジャック・ニコルソン
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若い女が大好きな60過ぎの富豪ハリーは、恋人マリンの別荘で倒れ、母親エリカに介抱される。彼女は劇作家として成功をおさめ、この別荘で新作を執筆中。離婚後、気ままな生活を送ってきたエリカは、傍若無人な振る舞いをするハリーに少々困り気味だったが、次第に気があうようになる。そんなとき、彼女はハリーが通う病院で知り合った、20歳年下の医師ジュリアンにひとめぼれされる。

さすが名優ジャック・ニコルソンとダイアン・キートン。熟年の恋を軽妙なユーモアで見せていく。60歳過ぎていても、若い子と変わらないときめきとパッションを感じさせる恋愛模様は、女も男も、気持ち次第で一生現役でいられると思わせてくれるのがウレシイ。エリカが若い医師に惚れられるのはいきすぎ?と思わなくもないが、スマートにかわすキートンを見ていると、それも納得と思わせる。熟年女性の知性とユーモアと色気をあますところなく魅せたキートンは圧巻だ。若い医師を演じる『マトリックス』のキアヌ・リーブスもひさびさにさわやかな魅力を振りまき好感度大。監督は『プライベート・ベンジャミン』のナンシー・メイヤーズ。

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月に輝く夜に

月に輝く夜に ■主演: ノーマン・ジュイソン
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愛すべき登場人物たちが繰り広げる大人の寓話。彼らの恋とハプニングを、お月さまはやさしく見守ってくれる。

ニューヨークに住むイタリア系の女性ロレッタは、死んだ夫の友人ジョニーに求婚されOKする。ロレッタはジョニーが疎遠になっている弟のロニーに、説得のために会いにいくが、なんと思いもよらずロニーと恋に落ちてしまう。人の心を狂わす満月の夜。

少し生活に疲れた37歳のしっかり者の女性ロレッタを自然体で演じたシェールは、この作品で見事アカデミー賞主演女優賞に輝いた。ロニーに扮するのが、まだ少し初々しさも残るニコラス・ケイジ。恋にひたむきな青年の役がピタリとはまっている。イタリアの小噺のような粋なストーリーで、ニューヨークの街角、日常の風景、レストランでのひとコマ、味わいのあるセリフの数々など、隅々まで極上のワインのようなコクがある作品だ。

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